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簡単!レザー(本革)のスクエアリュックの作り方【第1回 デザインと材料集め編】

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レザー(本革)のスクエアリュックが欲しい

 作ろうと思ったきっかけは、欲しかったからです。理由をしいて言うならば、今まではレザークラフトを趣味として財布や筆箱等を作ってきたのですが、もっとでかいものが欲しいと思ったからです。

 カバンやリュックの製作については全く知識がないのですが、中学の家庭科の成績良かったしまあなんとかなるだろうという根拠の薄い自信のもと、高いミシンを購入してもう後に引けない状況を作りました。

 ※注意※ 僕の作り方は独学ですので、本来のリュックづくりの定石とはかけ離れている可能性が高いです。あまり参考にしないでください。

 

完成形!

最初に完成形をお見せします。こちらです。

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 まあ、いろいろ至らない部分はありますが、初めてリュックを作った割にはうまくできたと思っております。「あれ?タイトルには『簡単!』って書いてあるけどもしかして簡単じゃない?」と思われた方がいらっしゃいましたら申し訳ございません。個人の技量によってこれが簡単かどうかはまちまちでございます。ご了承ください。ともかく、知識ゼロの僕が作れたのでそこまで難しくはないと思います。それでは参りましょう。

 

デザインと設計

 まずはどんなものが作りたいか、イメージのスケッチから取り掛かります。まずは手書きのスケッチとかから始めます。

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 簡単なものですがこんな感じで、寸法はとりあえず置いといて完成形のイメージを練りました。ミシンで縫えるのかどうかを確認するため断面を考えながらスケッチを描きましたが、建築っぽくなってしまったなと感じています。というのも今、大学で建築を学んでいるのですが、建築を考えるときは平面的な間取りだけでなく高さ方向の断面を考えることが大事みたいです。

 

 いろいろ描きましたがミシンで縫えるかどうかなんてわかりません。ノウハウがないので。本屋でバッグの作り方の本を立ち読みしたりしましたが、どれも簡単なバッグばかりで僕が作ろうとしているスクエアリュックの参考にはなりませんでした。どうやれば裏地を縫えるのか、どうやれば布の耳?をうまく隠せるのかがわからず、結局かばん屋さんでいろいろなリュックを見るのが一番勉強になりました。週3くらいでかばん屋を訪ね、熱心にリュックを見る割には毎度何も買わずに去っていく客、として店の人から陰で叩かれていたかもしれません。

 

 ともかく、何かを作るうえでは最初のスケッチとか想像とかの作業が一番大事だと思っています。なんやかんやで1か月程度考え、どうやれば組み立てられるかを検討しました。作り方が決まれば組み立てるのは一瞬です。1週間もかかってないと思います。

 

材料集め

材料を買うところは東急ハンズユザワヤAmazon楽天などです。本革は東急ハンズで売っており、その他の布地や金具はユザワヤ、特殊な布地(メッシュなど)はネット通販で入手しました。

 

・本革(クロム鞣しの牛革)、キャメル色・・・表装 4200円くらい

・8号帆布、緑っぽい白・・・裏地 1500円くらい

・メッシュ(ダブルラッセル)、紺色・・・背中部分 400円

・ナイロンのベルト(肩紐) 250円くらい

・バイアステープ フェイクレザーのやつと、ナイロンのやつ 500円くらい

・ライオンボード(衝撃吸収してくれそうなプレート?5ミリ厚)、背中部分と肩紐部分に使う 300円くらい

・ファスナー3本(68センチ、50センチ、30センチ) 500円くらい

・芝生マット(謎。底板に適した弾力のものを探していたらたどり着いた。素材はEVAで6ミリ厚) 100円

・各種金具(底鋲、アジャスター、バネホック、Dカンなど) 600円くらい

・百均のパソコンケース(パソコンを入れられるポケットを作るためのクッション素材として) 100円

・百均のポリプロピレンのシート(形状を保つための芯材として背中部分に入れる) 100円

メッシュ、ファスナーは送料が1000円くらい

 

 これをざっと足すと9550円になります。ちょっと高めのリュックが買えますね。ミシン代として最初に6万5千円が飛んだことからは目をそらしておきましょう。あと、地味にミシン糸も高いです。350円のを2巻き買いました。

 

 材料を全部並べて写真を撮っておけばよかったなと思いましたが撮り忘れました。すみません。製作のときにちょこちょこ写真が出てきますのでそれを参考にしてください。

 

 【第1回 デザインと材料集め編】はこれで終了です。次回は【第2回 設計の詰めとモックアップ編】です。今気づいたのですが、材料集めはモックアップを作ってからやるのが普通だと思います。気の向くままに作っているのでいろいろとテキトーです。それでは。